故郷の川を探す旅 (小学館文庫―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集)



アオリイカ地獄 6 (2007) (6) (別冊つり人 Vol. 214)井伏文学の本質―老釣り師と日本の心〈上〉 (世界の日本文学シリーズ)イッショ・モシリ―豊かなる大地実戦 テンカラ・テクニック釣りの科学 (岩波新書 青版 721)故郷の川を探す旅 (小学館文庫―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集)私を呼ぶ川の匂い―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集 (小学館文庫)東北の山旅 釣り紀行 (中公文庫)波止釣りNOW―防波堤 (週刊釣りサンデー別冊 フィッシングNOW 1)私の出会った心の川―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集〈2〉 (小学館文庫)


故郷の川を探す旅 (小学館文庫―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集)
故郷の川を探す旅 (小学館文庫―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集)

ジャンル:
セールスランク:573773 位
発送可能時期:通常24時間以内に発送
参考価格:¥ 480 (税込)

ご購入前のご注意
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。 商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。

購入する

日本の川ではない

 釣り雑誌などに掲載されたエッセイを一冊にまとめたもの。
 全体としての整合性に欠け、この話題はいったいどうなったんだ?と不満が残る点も多い。
「故郷の川を探す」とはいうものの、日本の川をめぐる旅ではない。カナダ、ニュージーランド、アメリカ、アイスランドの話に終始している。長らくマス、晩年にはサケを追いかけた著者の釣行紀であり、フライフィッシングの面白さが語られる。
 釣りそのものよりは周囲の環境やガイド、現地で行われている魚の管理に焦点を当てた文章が多い。そのため内省的というよりはガイドブック的な読み物となっている。もちろん、これ一冊あればアメリカで釣りが出来るというものではない。
 雑誌に書いた案内記をまとめたものということで、著者の書きたいことが存分に語られていないのだろう。面白そうな話も多いのに、何か物足りない。
 文体には独特の美学が込められており、合わない人も多いだろう。
人は変わるんだ

芹沢洋一著「バックパッキング入門」を読んでキャンプ旅に目覚めたことがある。分厚い本で海外のキャンプ用品を所狭しと紹介していた。若い頃にかなり影響を受けた一冊。で、この本を手に取った。沢の字が違うが同一人物だと思う(本の中で芦澤となっている)。約25年の再会。胸躍らせて読むも。うーむ。これまで雑誌などに発表したエッセイをまとめたもののようだ。思い入れたっぷりの文体に苦労する。つりの現場の話は数多く出てくるのに食事はサンドイッチ。どうもキャッチアンドリリースらしい。「美学」という単語も頻出。物質から精神の方へ行ってしまわれたらしい。こういう歳の取り方はしたくないなあ。



小学館
私の出会った心の川―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集〈2〉 (小学館文庫)
私を呼ぶ川の匂い―伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集 (小学館文庫)